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こんにちは平山です。
今日は私が感じている訪問看護の魅力についてお話させていただきます。
訪問看護は、利用者さんのお家にお邪魔し看護を提供します。
訪問時間は30分から1時間程度が平均的で、訪問時間は限られていますが、その間はその利用者さんに全集中できます。 おもいっきり利用者さんに寄り添うことができるので、たくさんのお話をお聞きすることができます。
その人の人生観やこれまでの生活背景、武勇伝など酸いも甘いも経験してきた人生の先輩方のお話は、とても深みを感じます。ドラマや映画になってもおかしくないと感じるような話も多く、いつもワクワクした気持ちでお話を伺っています。なにより、とても楽しそうにお話をされる利用者さんの表情をみると、とても嬉しく気持ちがほっこりします。
本当はあまりよくないのですが、利用者さんのお話が面白すぎて、訪問時間をオーバーしてしまうこともあるんですよね。
時には、つらいお話をお聞きすることもあります。胸が締め付けられるような、苦しくなるようなお話をお聞きすることがあります。解決策が見えずに利用者さんと一緒に涙を流すこともあります。
一通り涙を流し、お話を終えると、多くの利用者さんはなんだかすっきりされた表情をされるんですよね。
何かを行うのではなく、ただ一緒にいること、お話を伺うことが利用者さんの救いになることがあることを訪問看護にきて実感しました。
限られた訪問時間であっても、目の前の利用者さんに全集中でき、おもいっきり寄り添えることが訪問看護の魅力だと私は感じています。